目次
出発前に感じるプレッシャー
02JAN JL 173 HND/KIX 06:40-08:00
02JAN JL 421 KIX/LHR 09:50-13:35
07JAN JL 402 LHR/NRT 19:00-16:00(08JAN)*JL=日本航空
*HND=羽田
*KIX=関西
*NRT=成田
*LHR=ロンドン/ヒースロー空港
料金:早割り
航空券代…………………\ 81,500
利用国空港料及び諸税…\ 13,500
関西空港施設使用料……\ 2,650
燃料費特別追加料金……\ 26,900
合計==================\ 124,550
海外旅行は行く前にいつもプレッシャーを感じる。危険なんじゃないか?無事帰って来られるだろうか?とはいえ、海外旅行もタイ、香港、そして、今回のイギリスと3回目、大分慣れてきた気がしている。だけども今回の旅もいろいろな意味でプレッシャーを感じていた。
・初のヨーロッパ
かなり遠い、飛行機で12時間耐えられっかね?
・物価が高い
金足りるかね?
・寒い
泊まるとこ見つからなかったら、凍え死ぬぜ!?今回初日の宿泊先も決まってないぜ!?
・期間が長い
体力的に持つかね?
ってなわけだ。だから、やたら、忘れ物や足りない物がないかが気になったし、もっと現地の宿情報や地図をネットで調べなきゃと焦っていた。はっきり言って、ストレスと言っていい程だ。
なんで、わざわざ、自らストレスになることをするのか?
ストレスと言ってもちょっと違う。なんだろう?例えば、スポーツの試合前や、資格試験の前に緊張するのと似ている。単純に嫌だから感じるストレスとは違う。やりたいこと、大切なことだからこそ、成功させたい!そういう緊張感だ。
それから、TVゲームも同じで、TVゲームをしている時の脳波を測定したらストレスを感じてるという結果だったらしい。だけど、TVゲーム楽しいからやるよね?ストレスなのに?!ってことは、つまり…
人生にも適度なスパイス(ストレス)が必要だってことだ!
だから、こうしてまた旅に出る。世の中には「安心して暮らせるだけのお金と平穏な毎日さえあれば幸せだ」みたいなことを言う人がたくさんいる。だけど、ずっと平穏な毎日が続いてみ、つまんないって感じるはずだ。人は贅沢なんだよね。嫌なことがあると「平穏な日々を送りたい、それだけでいい」とかって思うくせに平穏な日々がずっと続いたら続いたで退屈だって感じるんだよね。
DNAの本能?
DNAが「出来る限り長く生存するための行動」がプログラムされていると考えると、少々疑問に感じる。「出来る限り長く生存するため」には「平穏で退屈な日々」がずっと続いていた方がいい気がする。なのに、それを退屈だと感じて時にはスパイス(ストレス)を欲するように出来ている。なぜだ?
生存し続けていくには進化が必要だからだ!
ずっと「平穏で退屈な日々」を良しとしてしまうと、人はチャレンジをしなくなる。進化をするにはチャレンジしたいという欲求が必要だ。だから人は多少ストレスであっても、それに挑戦することに喜びを感じるんだ。人には進化したいという欲求がプログラムされているのだということだね。イチローが一生遊んで暮らせる金を持っているのに、生活の多くを野球に掛けているのは、そのためなんだろう。
ってことで、私もなんらかの進化をしたくて、あえて平穏でない海外旅行というものに出かけてるんだろう。
ロンドンヒースロー空港からバスでオックスフォード(Oxford)へ
今までの旅では初日は空港近くの宿に泊まっていたのだが、今回は15:00頃到着するというのもあって(今までのタイ、香港は深夜着)、いきなり移動することにした。ロンドンヒースロー空港からはロンドン市内への電車、バスの他に様々な主要都市へのバス便がある。イギリスではこの長距離バス(コーチバスと言う)がとても発達している。
てなわけで、バスターミナルに行って、Oxford行きのチケットを買おうとしたら、「I'd like to go to Oxford.」って言ったら、「Oxford行きはバスのドライバーに直接払ってください」って言われて、おいー、いきなり想定外の出来事かよと。ガイドブックにはコーチバスは事前にチケットを買うって書いてあったんだけどねぇ。ということで、バスの停留所で並んでたら、金髪の女の人から「このバスは・・・なの?」みたく聞かれて、なんとか答えようとしたけど、無理でした。イギリスは知らない人にもかなりフランクに話しかけてくる国のようです。もっと英語力があったらいいのにと切実に思った。
しばらくしてバスが来て、本当に運転手に直接払うんでいいのかなぁ?と不安に思いつつも、「Does this bus go to Oxford?」と行き先を確認し、お金を払って乗り込んだ。社内は皆外人だった。当たり前だけど。そして、金髪だ。Oxfordは大学の街だから、皆学生なのかなぁ?エリートなのかなぁ?とか、考えていた。そうすると、みんな賢そうに見えてくるんだよね。次生まれ変わるとしたら、白人に生まれたいなぁと思った。
オックスフォード(Oxford)はTHEヨーロッパな感じ
この旅の目的、それはヨーロッパを満喫することだ。ヨーロッパは古い建物が多く、いい意味で近代化されていない。中世にタイムスリップしたような、そんなワンダーランドを味わいたい。そう思っていたのだが、オックスフォードはまさにTHEヨーロッパだ!ヨーロッパらしい古い町並みがあった。
宿が見つからん!?
着いたのは15:00頃だったから、少しするとすぐ暗くなってしまったんだけど、宿が見つからない。出発前にインターネットで安宿のある通り名をメモってきてあったので、その通りに行ったのだが、宿が全然ない!?しかも、むちゃくちゃ寒い。
なんたらアカデミーとかはいっぱいあるんだけど、ホテルやゲストハウスがない。建物はゲストハウスっぽいのに、学校なんだか、学生寮なんだか知らないけど、なんたらアカデミーばっかなわけよ。学生はいいねぇ。しかし、しばらく歩いているとホテルを見つけた。イギリスのホテルはむっちゃ高い。だから、泊まるならゲストハウスかB&Bと決めていた。しかし、全然見つからないからとりあえず料金を聞いてみた。
やっぱホテルは高い
値切っても60ポンドだったかな。この時1ポンド245円の円安、ポンド高だったから40ポンドを1万円と考えてちょうどいい。宿泊代は払っても1泊1万円までだ。それ以上は冗談じゃないよね。それで、「Are There any guest house or B&B around here?(近くにゲストハウスやB&Bはありませんか?)」と聞いてみると、親切に教えてくれた。イギリス人は親切だ。しかし、言われたとおりに歩いていったがゲストハウスは見つからなかった。そのホテルの人も「確か、この先にあった気がする」みたいな言い方だったから、仕方ねーか。それで、また、ホテルがあったので、聞いてみると今はやってないと言われた。ここでも、また、近くにゲストハウスやB&Bはありませんか?と聞いてみると、宿泊所のMAPをくれた。これだよ、これが欲しかったんだよ!!
MAPさえ手に入れば…
これで、やっと見つかるわと思ってたら、地図上の地点まで行ってもゲストハウスらしきものが見つからない。このくそ寒いのに、何でないんだよ?!と思いつつ、仕方ないので町の反対方面のゲストハウス通りまで行くことにした。結局オックスフォードを縦断する羽目になった。そして、やっとたどり着いた。
これで40ポンド?ゲストハウスも高い!
やっとのこと見つけたゲストハウスだけど、42ポンドだと言ってきた。おいおい1万円は越したくないぜ、意地でも。値切ったら40ポンドでOKということになった。MAPのチラシには35ポンドと書いてあるんだが、まぁ、疲れてるし、いいや。
深夜めっちゃ寒い
なんだか、知らないけどAM3:00頃から朝まで暖房が点かなくなった。仕方ないのでセーター着て寝た。40ポンド(1万円)だして日本じゃ有り得ないね。この待遇。