彼はガイド君の弟だから23歳以下ということになる。うーむ、マジでインド人の年齢がわからん。大学生とかで裕福な家の子っぽい子は年相応に見えたりする。経済力が見た目にも出るのかなぁ。
ところで、彼はいろんな言語を話せるらしい。English, Germany, French, Korean, Japanese。その中ではKorean(韓国語)が難しいと言っていた。話せるといっても日本語はちょっとだけみたいだし、英語以外はそれほどでもないのだと思う。でも、すごいよね!
バイク速過ぎ!
バイクでView pointへ移動。スピードが速過ぎて目を空けてるのがしんどい。目乾燥するっちゅうねん。ゴーグルが必要だと思った。
Ajanta cavesのView point
諦めるのは早い!
ガイド君(兄)と再会した。いろいろと話をした。「今日が最後で悲しいよ、Best Friend」とか言われた。「・・・まぁ、そうだねぇ。」
「私は貧乏だが、家族がいるから幸せだ、それだけで十分だ」と言っていた。「・・・それは、良かったですねぇ」
ガ「私は学校に行っていない。私の家族に経済的トラブルがあったからだ。当時は電車の中でチャイを売ってお金を稼いだ。今は石のショップを持つことが出来た。」
や「大変だったんだね」
ガ「だから、私は字が読めない」
や「勉強すれば良いじゃん。喋るより、読むほうが簡単だよ」
ガ「遅すぎる。今からでは学べない」
や「そんなことないって。喋る方がむすいんだから。君は英語や日本語をしゃべれるでしょ?」
ガ「多くの人がそういうけれど私には無理だ」
や「このコップの文字読んでみてよ」
ガ「F... U... E... L」
や「合ってるよ!既に読めるんじゃん!」
ガ「本当?嬉しいよ!」
プチ ウルルン滞在記の狙い
ガイド君の弟が来た。ガイド君は弟に「やまろうを私のお店に連れて行きなさい。もしやまろうが何か買いたいようだったら特別安い値段で売りなさい。旅行者への値段ではなく、友達への値段で売りなさい」と言った。
なるほど!これが狙いか!まぁ、かれらはとてもいいやつだし、子供もかわいかったから何か買ってあげてもいいかなと思っている。
店に着いて、値段を聞くと「くそ高けぇーーー!!?」支払いはインドルピーでも日本円でもUSドルでもOKよっていうからUSドルで値段を聞いてみた。なぜなら、今、円はドルに強い(1ドル80円くらい)。ルピーとドルの関係が円とドルほど変わっていないとするとドルで買った方が得なはずだと考えたのよ。あと、インドの田舎では円の両替が出来ないからドルを持ってた方がいいとガイドブックに書いてあったから、ドルを持ってたのもあり。
で、ネックレスが80ドル、コーヒーカップが120ドルだと言われた。「いやいやいや、高過ぎでしょうが!!」おれは石について興味はない。家に帰ってからネットで調べてみると彼らが扱ってる石はパワーストーンというたぐいのものだった。かれはブラックサニーストーンと言ってたけど、日本だとブラックサンストーンというみたいだ。で、相場が分からないのと、石に全く興味がないから、ガイド料の代わりとしてあげたいだけなので、80ドルなんて払えるかぁってわけなのよ。
高いと言い続けてたら、「いくらで買いたいんだ?」と聞いてきたので内心、いくらでも買いたくないんですけどとおもってんだけど、「30ドルかな」と言ったら「35ドルでどうだ!」と言ってきた。おいおいー、君はじめ80ドルっていったものを35ドルで売るのかい?本当の値段はいくらなのよ?まぁ、寄付だと思って買ってあげたけどね。なんとも後味が悪いな。
その後、再びガイド君の家へ。とはいえ、ウルルン滞在記気分は失せていた。結局金じゃん!?と
夕食をごちそうになった。
複雑な気持ちだ。彼らは良い人なのか、悪い人なのか分からない。子供たちは無邪気なスマイルをしていた。良い人達であると信じたいのだが・・・。