とてもきれいな模様。
インドではこういうリスを良く見かける。動きがとても速い。
ギブ ミー チョコレートてー!?
下の川岸からインド人が上にいる欧米人観光客に「ギブ ミー チョコレート!!」と言っていた。「はだしのゲンに出てくる戦後の子供か?!」っと思わずつっこんだ。知らない人の為に説明すると「はだしのゲン」は広島を舞台にした太平洋戦争の末期と戦後を描いた漫画のことです。この中で、アメリカのGHQの軍人に日本の子供が「ギブ ミー チョコレート!!」と言ってお菓子をねだるシーンがあります。日本を攻撃した憎むべき相手に子供がお菓子をねだるというくやしい気持ちというか、情けないと言うか、仕方ないと言うか複雑な気持ちになるシーンです。
インド人の「ギブ ミー チョコレート!!」は単純に笑ったけどね!そんなべたなぁ〜って!
リキシャのおじいちゃんは「ホテルに戻る?」と言った。俺は「俺がショップに行けば10ルピー貰えるんじゃないの?」と返した。彼は「そんなことはいい」と言った。まじで良い人なんじゃねーか?わくわく、期待しちゃうよ♪
走り出して数分。彼は「やっぱショップに行こう!何の店がいい?」と言いだした。「さっき、行かないでいいって言ったじゃないか?」すると「Promissしただろ?」とほざかれた。他人のPromissだけ都合よく使いやがってーーー!!?ちょっとでも期待した俺がバカだった。まぁ、いいや、初めから行くつもりだったのだから。
少しすると、おじいちゃんの息子がやってきた、オートリキシャーで。おれとおじいちゃんは息子のオートリキシャに乗り込んだ。オートリキシャー持ってるんだったらおじいちゃんが使って、息子がサイクルリキシャーすればいいのに、若いんだからと思うのだが・・・、なぜ?・・・おそらく、おじいちゃんはオートリキシャーの免許がないのだろう(免許が必要なのか知らんが)。ともかく、おじいちゃんは自分で選んでサイクルリキシャーをやっているのだろうから「かわいそうに、しんどいだろうな」と俺が思ったのはお門違いだったのだろう。
宝石店での10分間
まずはじめは宝石店。10分間いなきゃいけないからねぇ、おじいちゃんが10RS(20円)手に入れる為にはね。「やまろうが10rsあげればいいじゃん」ってのはなしね。
中へ入ると客は一人もいない。俺は宝石の興味ないんだけど、Ajantaでえせウルルン滞在記した時に買ったブラックサニーストーンについて聞いてみようと思う。今持ってきてないのが残念なんだけどね。見せれば、本物か判定してもらえただろうに。
ブラックサニーストーンってありますか?と聞いてみた。
「そんな石はない。あるのはブラックスターだ。」とのこと。
「(およよ、やはりえせウルルン、偽物売りつけやがったか?)」。気を取り直して
「じゃあ、それを見せて下さい」
黒く輝く石だった。
「日本で買うともっと高い」とかいろいろ説明されたが、
「私はその石の価値を良く知りません。ダイアモンドはありますか?ダイアは良く知ってます」と言ってみた。
「指輪ならありますよ」と言って指輪を見せて
「いくらくらいだと思いますか?」と聞いてきた。
「(う〜む、全然予想付かないけど、あんまし光ってないから2万円くらいかな?)10000rsくらいですか?」と答えた。
すると、店員はいきなり怒りだした。
「あなたは嘘つきだ。なぜ、これが10000rsだと思うんだ?何カラットかも聞いてないのになぜ答えられるんだ?」と言いだした。
「(たしかにその通りだ、まぁ、てきとーに答えただけなんだけどね、とはいえ、それを英語で言う言い方がわからん)私はダイアについてそんなに知らないんですよ」と答えると
「あなたははじめにダイアなら分かります。と言ったじゃないか?あなたはダイアの何を知っているんだ?」と言うから
「ダイアは高級であり、とても人気があって、綺麗な宝石だということを知っています。」と答えると
「それはダイアを知っていると言うことにはならない。なぜ、あなたはダイアを知っていると言ったのだ?」と言うから、
「(つうか、それお客に対する態度か、われ!という日本の常識は通用しないからなぁ)ミスしました。(英語だとこういう言い方しか思いつかなった。)」と言うと
「2度とミスをしませんね?」
「はい(いや、人間だからミスはするだろうけどね)」っていうことで店を出た。というか追い出された?って感じ。
なんで、あんなに怒りだしたのだろう2万円は安過ぎたかな?だって、大したことない指輪だったんだもの。
ともかく、妙な体験だったな。
土産物屋での奇妙な体験
次は土産物屋。入ると一斉に店員が笑顔で出迎えた。客は一人もいない。とりあえず全体を見回したが、欲しいものがまったくない。すると店員の一人が「このマグネットは300rsですよ、いかがですか?」と言ってきたので、「それは必要ありませんね」と返すと、店員全員が手を振って「Bye」と言いだした!??ええっぇっぇーーーー、どういうこと???!わけわからんが、なかば追い出されるように数分で店の外へ。どういうことよ?
おそらく、リキシャおじいちゃんは今までに旅行者をたくん店に連れて行ったのだろう。そして、みな何も買わなかったのだろう。おじいちゃんも「なにも買わなくていいから10分いてくれ」とぶっちゃけてたようだしノートによると。だから、店側もそれを察して「買う気ないな」と分かるや否や、「Bye」ってわけだったのだと思う。ともかく、奇妙な体験だわ。
3店行く予定だったけど、おじいちゃんも諦めたようで、タージマハルへ向かった。なんだか、とっても後味悪い体験だったな。いろいろ売りつけられるのも嫌だけど客扱いされないってのもすげー嫌な気分になるもんよ。
日本の家族は無事
姉からのe-mailを読んだ。みんな無事だった。良かった♪